さて、写真はUK盤のシングル。真ん中のスペーサーは簡単に切り離せる。そうすれば、ほかのドーナツ盤と同じようにアダプターを使って聴くことが出来る。しかし今更このアダプターが入手難。レコードプレーヤー、レコード針は今でも手に入るのだけれども意外や、ドーナツ盤用のアダプターは極めて貴重です。
と言うことで英国盤は、このようにLPレコードと同じようにして聴けるのが助かる。
*何故、ドーナツ盤は大きな穴が開いているのか?*
プレスした痕はこのように中心もあるのだから、取り除いてエッジを綺麗に磨き直す手間の方が労力ではなかったのかな?
資材の節約ではなくて、真ん中の穴が大きいのはジュークボックスで使用する為です。
オートチェンジャー方式は、何十枚ものシングル盤に太いシリンダーを突っ込んで次々鳴らせていくもの。日本だとちくわを焼いている様子か、バウムクーヘンを作る様な感じ。アメリカが発明した方式なので「ドーナツ」盤と呼ぶ様になったのかも知れない。
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